企業FPが仕事・日常を書くブログ

法人代理店でFPとして活動しています。日常や仕事のことを載せていきます。

コンビニと生命保険会社が提携。セブンイレブンががん保険を販売。

セブンイレブンが三井住友あいおい生命保険と提携し、コンビニ店舗で生命保険に加入できるようになります。
セブンイレブンでは既に4種類の損害保険に加入できますが、生命保険は今回が初めてです。

販売が開始される生命保険はがん保険で、マルチコピー機を使って加入手続きをすることになります。

 

コンビニでの生命保険への加入方法

マルチコピー機で保険加入と言われても、なかなかピンとこない方も多いと思いますね。

具体的な加入方法は次のとおりです。

①事前にネットで必要事項を入力し(個人情報やプランなど)、予約番号を取得する。
セブンイレブンのマルチコピー機で「保険→がん保険」を選択。予約番号を入力し保険料払込票を出力。
③レジで第一回保険料を支払い、手続き完了。


お買い物ついでに手続きできます。
ネット環境がない場合は、マルチコピー機で必要事項を入力することもできます。

 

対面加入を希望しない方におすすめできる?

新型コロナウィルス流行の中、人と会うことに抵抗感を抱く方が増えています。
買い物はインターネットで済ませたり、食事はデリバリーにしたりと、極力多数の人と会わない生活を送るのが当たり前になりつつありますね。


従来の生命保険では、営業職員による対面販売が中心でした。
担当の職員に保障内容やプランを説明してもらい加入手続きをするこの方法は、現在の生活様式にはあまりそぐわないですね。
その他にも銀行の窓口等で加入もできますが、いずれにせよ担当者と対面で話さなければならないし、保険加入のために時間を割かなければいけません。

コンビニで加入手続きができると、自身の都合に合わせられる点がメリットですね。

 

でも全てネットで完結する保険の方が便利なのでは?

コンビニで生命保険加入手続きができるのは、時間を選びませんし、メリットだと思います。しかし、それなら「全てネットで完結する」がん保険の方がメリットが大きいですよね。


少なくともコンビニへ出向く手間はあるので、事前にネットで個人情報を登録するのであれば、そのまま手続きが完了する方が時間も手間もかかりません。

セブンイレブンでは電話で保険相談が受けられるサービスも同時提供するようですが、この販売が果たしてどこまで消費者に受け入れられるでしょうか。