企業FPが仕事・日常を書くブログ

法人代理店でFPとして活動しています。日常や仕事のことを載せていきます。

個人の都合で海外旅行をキャンセルしてもキャンセル費用がかからない。新しい海外旅行保険が発売!

離婚や出産、出張などの個人的な理由で海外旅行をキャンセルした場合のキャンセル費用を補償する保険が登場しました。

 

旅行をキャンセルするとキャンセル費用が発生しますが、旅行出発日に近づくほどキャンセル料の負担割合が大きくなり、出発直前だと旅行代金を全てキャンセル費用として取られてしまうこともあります
旅行に行けない上に、お金も戻ってこないというのは悲しいですよね。

 

これまでの海外旅行保険にも旅行のキャンセル費用に備える保険(海外旅行保険の特約)はありますが、キャンセル理由が「死亡」や「自宅の火災」等で止むを得ずキャンセルする場合に限られていました。

 

幅広い理由のキャンセルを補償

三井住友海上が2月から販売を始めた海外旅行のキャンセルに備える保険では、従来の止むを得ない事情によるキャンセルに加えて、

・離婚

・出産

・出張

・パスポートの紛失

・ペットの死亡

等の個人的な事情によるキャンセルも補償の対象となりました。

 

保険料も補償金額10万円までなら1,000円、20万円までなら2,000円と分かりやすく、それほど高くも感じない金額ですね。

現在はこの保険はエイチ・アイ・エスで海外ツアーを申し込んだ場合のみ加入できるものです。
それ以外の旅行会社のツアーや、航空券だけの場合はまだ加入できないのでご注意ください。

 

とてもいい補償内容だと思うので、ぜひ幅広く加入できるようになって欲しいと感じました。

 

チャブ保険では国内旅行キャンセル保険も販売 

外資系のチャブ保険でも、幅広いキャンセル事由に備えた保険がすでに販売されています。
そして、4月より国内旅行のキャンセル費用保険も販売されるとのことです。

配偶者の介護やペットの死などで、航空券・宿泊費・レンタカー代等をキャンセルした場合に補償されます。


チャブ保険で取り扱うキャンセル保険(海外旅行・国内旅行いずれも)も、特定のサイトより旅行を申し込んだ場合のみ加入することができます。

また、チャブ保険のキャンセル保険は、旅行代金の2~7%で保険料が設定されています。三井住友海上では補償金額から保険料が設定されるのとは異なり、旅行代金の高くなるハイシーズンには保険料も高くなるのでご注意ください。

 

海外旅行保険のように価格比較して選んで加入できるようになってほしい

この2つの旅行キャンセル保険は保険料の設定条件が違うので、旅行先や旅行時期に応じた価格を比較できるようになるといいなと思います。
最近ではネットで入れる海外旅行保険も多数登場し、私も旅行計画の際には利用者の声が掲載された比較サイトを活用して海外旅行保険を選ぶことが多いです

 

よく私が利用している比較サイトは 「海外旅行保険クチコミ」 ですが、保険請求をした方の評価や感想なども乗ってて、ふむふむとよく参考にさせてもらってます。
旅行者に役立つ保険、便利なサポートが今後も増えてきてほしいと思います。


LCC(格安航空会社)の登場により、海外旅行がとても身近になりました。
数ヶ月前から格安で海外旅行を予約できる早割も浸透しており、昔に比べると海外旅行がしやすくなっています。

この旅行キャンセル保険が気軽に加入出来て、よりスムーズに旅行キャンセルに備えられるようになるといいですね。